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【ネタバレなし】映画『ゼロ・グラビティ』を観てきました。

      2014/10/18

Gravity poster

話題の映画『ゼロ・グラビティ』を観てきました。
公開直後ですのでネタばれしないように感想を書きます。

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目次

映画館で観た方がいい

Gravity

この映画は映画館で見た方が良いです。
そもそも映画というエンターテインメントは、如何に主人公や登場人物に感情移入し、また、なりきれるかということが面白さの一つにあると思います。
まったく感情移入できなかったり、客観的に観てしまってる時点で作品を楽しめてない。もちろん、全ての映画がそれを狙っているわけではないと思いますが。
そのために邪魔な要素は全て排除したい。映画館というのはできるだけその要望をかなえた空間であると思います。
この作品は話の舞台が宇宙空間ということもあり、劇場内の暗さも相まって、視覚的に映画に入り込むには映画館はうってつけです。

無音が作り出す孤独感

視覚的な映画への集中も映画館で観るべき理由のひとつですが、私が感じたのはそれよりも聴覚的な集中です。
よくホームシアターと映画館では音の大きさが違い、映画館での大きな音は家庭にはない魅力の一つだと言われます。
この映画も迫力のある大きな音が観ている者の興奮を誘います。
しかし、むしろ音の方向としては爆音より無音です。
家庭での無音はある意味爆音より難しいと思います。必ずと言っていいほど小さいながらも(映画にとっての)ノイズが耳に届くからです。
しかし映画館では耳がツンとしているのではないかと錯覚するほどの無音で、宇宙空間での孤独を演出します。
私はこの映画を観て、『キャスト・アウェイ』を思い出しました。







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『ゼロ・グラビティ』と『キャスト・アウェイ』の共通点

『ゼロ・グラビティ』と『キャスト・アウェイ』には舞台が違うだけで話の大まかな筋が似ているという点のほかにも共通点があります。
それが音の使い方です。『キャスト・アウェイ』でも孤独感を演出するためにBGMがほとんど使われておりません。
『ゼロ・グラビティ』はそこまでではなかったにしても、完全な無音というのを効果的に使用していると感じました。

3Dで鑑賞もオススメ

その必要性の無さからか、イマイチ浸透していない3Dですが、この作品は3Dで観ても良いかも知れません。
私は3Dで観ました。2Dで観ていないのでなんとも言えませんが、3Dは違和感もなく、うまく3Dを使っているなぁというシーンもありました。

トレーラー

スピンオフも…

この映画にはスピンオフもあるようです。youtubeで公開されています。映画を観てから観た方が良いかも知れません

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