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【サッカースパイク】adidas パティーク11pro ジャパン TRX HGを購入しました。

   

adidas パティーク 11pro ジャパン TRX HG

パティーク11proのジャパントップモデルです。
モデル末期のようですが、型落ちモデルが安かったので購入しました。

Screenshot of www.footyheadlines.com

Adidas Adipure 11pro Next-Generation 14-15 Boot Leaked - Footy Headlines

パティーク11proの詳細と、私が他に所有しているadidasのスパイクとの違いなども含めてご紹介します。

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目次

所有スパイク

参考までに私の所有スパイクのご紹介。
今回のパティークを合わせて、天然皮革2足の人工皮革2足です。
革の伸びなどを懸念して人工のスパイクを購入しましたが、靴ずれなどが発生し、いつまでも馴染まないので天然に戻り、また軽さなどに心を奪われて人工に手を出したりと、行ったり来たりを繰り返しています。

adidas プレデターリーサルゾーン HG miadidas仕様
adidas プレデターリーサルゾーン HG

3代目adizero F50
adidas adizero F50 ジャパン TRX HG LEA
adidas adizero F50 ジャパン TRX HG LEA

4代目adizero F50
adidas adizero F50 ジャパン TRX HG サンバコレクション
adidas adizero F50 ジャパン TRX HG サンバコレクション

グローバルモデルとジャパンモデル

パティーク11proはグローバルモデルとジャパンモデルで仕様が大きく異なります。

フィッティング

adidas パティーク 11pro ジャパン TRX HG

まず、ジャパンモデルは「ジャパニーズネオマイクロフィットラスト」を採用しています。
これは360°のあらゆる方向から日本人の足にフィットするラストになっており、多数の日本の中高生の足型をもとに作成されたものです。
同じ「ジャパニーズネオマイクロフィットラスト」でも、adizero F50のそれとは若干違い、爪先上方向に若干のゆとりがあります。
具体的にはグローバルモデル(FG)の方がラストが細く、甲も低くなっているようです。
グローバルモデルはなかなか店頭での取扱が無くて、試穿きも難しいかも知れませんが、自分の足型に合うように検討されてみても良いかも知れません。
ちなみにFGとはファームグラウンド用で天然芝での使用を想定されています。ジャパンモデル(HG)はハードグラウンド用で、人工芝や土のグラウンドでの使用を想定しています。
他にもソフトグラウンド(SG)モデル(ポイント取り替え)などがありますが、日本のアマチュアレベルでの常用はほぼ無いと言って良いでしょう。
ジャパンモデルはHGのみで、FG、SGはそれぞれグローバルモデルとなっています。これはadidasの全スパイク共通仕様です。

ソール

adidas パティーク 11pro ジャパン TRX HG

ソールはジャパンモデルのみmicoachスピードセルが装着できます。
スタッド形状は丸型と三角を組み合わせており、ブレード型や三角型の「芝に引っかかりすぎる」という状態を解消するものとなっています。
引っかかることは滑らないということとほぼイコールであり、一見良いように思うのですが、逆に足(主にひざや足首)への影響が大きく、最悪の場合、怪我の原因にもなりかねません。
スタッド同士が根本で連なっているのも突き上げ防止の目的と思えますし、とにかく足への負担を考えられたスパイクだと思います。
このソールは反発性はほとんどないと言って良いのでしょう。スピードを重視される方は注意が必要です。
ジャパンモデルはHG用ですので、耐摩擦性は高そうです。

素材

adidas パティーク 11pro ジャパン TRX HG

素材に関しては、前足部にカンガルーレザーを採用しており、またステッチパターンもグローバルモデルとは異なります。
adidasのスパイクにおいて、ジャパンモデルとグローバルモデルの差異は上記フィッティングとソールの2つが一般的で、素材まで違うというのは珍しいです。
グローバルモデルは前足部がタウラスレザー(牛革)となっています。

さすがにカンガルーレザーは柔らかくしなやかです。
いくら人工が良くなったとは言え、やはりadizero F50やプレデターLZハイブリッドタッチアッパーなどの人工のものとは比較にならないくらいフィッテングは抜群です。

中足部からかかとにかけては人工カンガルー調レザーというものを採用しています。これは特にどうと言うことはないです。
足なじみの必要ない個所は少しでも革の伸びを抑えるためこのような仕様になっています。
また、一般的には軽量性やメンテナンス性や耐久性も人工皮革の方に分があります。
しかし、以前穿いていたadizero F50 LEAが天然皮革と人工の境目が破れたので、個人的には懸念点の一つです…。
adidas adizero F50 ジャパン TRX HG LEA

履き心地など

「すべてのバランサープレーヤー向け」の名の通り、とてもバランスの良い一足だと思います。
カンガルーの足なじみも良く、また、中敷きが滑ったりすることもありません。かかとのフィッティングも問題なしです。
私の主なプレー環境がハイブリッドターフという人工芝(少し長め)なのですが、長めということもあってか、ソールが滑るということもありません。
むしろ引っかかりすぎないので、快適ですらあります。
adidas パティーク 11pro ジャパン TRX HG

adidas パティーク 11pro ジャパン TRX HG

adidas パティーク 11pro ジャパン TRX HG

さすがにカンガルーのフィッティングは抜群です。
とても快適で、自分の足にしっかりなじんでくれる感覚は人工では到底味わえません。
最近の人工は軽く、昔に比べてしなやかになったとはいえ、やはりまだ穿き心地という点からは天然には及ばない印象です。
もちろん、一長一短あるので、ご自身の好みによりますが、私は、プレー中の踏ん張った瞬間のスパイクの中の足にかかる負担(足当たり)や、なかなか解消しない靴ズレなどを気にしながら、プレーするくらいなら多少重かったりメンテナンスが必要だったとしても天然の方が良いという結論に至りました。
冷静になってみれば、重さやメンテナンス負担なんてものは微々たるものです。唯一の問題は"革が伸びてしまうこと"くらいでしょうか。(色が剥げるなどの革の劣化もありますね…。)
これは足なじみとのトレードオフなので評価が難しいところですが、たとえばkamoなどに持って行ってステッチを入れてもらうことで多少なりとも防ぐことは可能かも知れません。
(伸びきってしまってからでは遅いと思います)

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