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Nikeティエリアンリ出演CMにみるラストシーンの展開力

      2014/10/18

物語においてラストシーンの重要性は言うまでもなく高いです。
ラストシーンによって展開や物語の意味がガラッと変わることもあり、乱暴な言い方をすればラストシーンによって魅力的だった物語が死ぬこともあります。
まぁ当たり前で誰でも認識している話です。

今日は私が好きなCMについて、そのラストシーン、私だったらこうするなぁというのをご紹介します。

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Nike ティエリアンリCM

ちょっと古いCMですが私が好きなCMです。

アンリ1 「もう十分だ。」
アンリ2 「あと数周だけしよう。」
アンリ1 「必要ない。」
アンリ2 「ああ、オマエは超一流だもんな。」
アンリ1 「そうじゃない。 でもオレたちはもう十分速い。」
アンリ2 「誰かがジャマしなければな。」
アンリ1 「ジャマ? 誰のことだ?」
アンリ2 「オマエだよ。」
アンリ1 「オレ? オレはすでに誰よりも速いぜ。」
アンリ2 「それなら、座ってろ。」
アンリ1 「・・・」
アンリ2 「座って、 オレがもっと上へ行くのを見てろ。」

私だったらこうするなぁ

物語は、一人立ち止まった自分を気にせず走り続けるアンリの後ろ姿で終わります。

私だったら、もう一度立ち止まった方のアンリにスポットをあて、ゆっくりでも後を追わせます。

もしそんなラストだったら、主役は走ってたアンリから、立ち止まって再び走り出すアンリに完全にシフトしますし、弱い自分に負けそうになったけど、負けずに再び走り出す姿を描くことで、誰しもが共感を覚えると共に、物語に深みを与える事ができると思うのです。

あなたはどう解釈しますか?

妻に言わせると、このラストは「あの言葉を受けて、止まったアンリも一体となって走り出したかもしれない」と。確かに同じ画の中に走り出したアンリと止まっているアンリが一緒に描かれていないのでそういう解釈もあります。

あなたならこのラストシーン、どのように解釈しますか?

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