UltraBOOST5.0は『UltraBOOST 19』として12月15日に発売!
以前の記事でご紹介したUltraBOOSTの次期モデル『通称5.0』ですが、正式名称は『UltraBOOST 19』として12月15日に発売が決定しました。
リーク情報では2019年2月とのことでしたが、ずいぶん前倒しですね。
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目次
UltraBOOST 2019
従来のUltraBOOSTを分解し、ゼロから見直しを行うことで、17のパーツ構成のうちの大きな要素を占める以下の4パーツのアップデートを中心に再構成。
UltraBOOSTの主要な部品にすべて手を入れたような印象ですね。
オプティマイズドBOOST™フォーム
まずはブーストフォームです。
従来よりも20%の容量アップと10%の軽量化が図られています。
ブースト系のシューズを、例えばnikeのルナロンあたりと比較した時にまず感じたのは「重たい」ということ。
重たさのフィーリングそのものはシューズのフィッティングでいくらか軽減できるのですが、物質的な重さというのはどうしようもなく、重量が軽くなっているのは良いですね。
シューズに置いて、軽さは正義です。もちろん安定感とのトレードオフでは意味が無いのですが…。
トルションスプリング
トルションシステムは1980年代に登場したadidasの技術で、靴を前後に分離し、その間をトルションバーでつなぐことでランニング中の足のねじれを制御しようという仕組みです。
トルションバーはクロスになったりと形を変えて来ましたが、ここに来てトルションスプリングというものに進化を遂げるようです。
初耳ですので、新技術でしょう。
従来のUltraBOOSTに採用されていたよりも長いトルションスプリングによって、推進力を増強する仕組みのようです。(ということは今までのトルションシステムもスプリングだったということ?)
ねじれを制御するという謳い文句で登場したトルションが推進力を押すようになってきましたか…。
まぁ推進力を押すのは最近のトレンドなので、そういう流れなのでしょう。
プライムニット360
アッパーのプライムニットも進化系ファブリック『プライムニット360』に進化し、しなやかでありながら耐久性を持ち合わせたものになっているようです。
今後のアップデートでニットパターンの変更もあるんでしょうかね。
3Dヒールフレーム
TPUのヒールカウンターも、フレーム型に変更されるようです。
個人的にはここが一番変更ポイントといえるように思います。
Uncagedにしてもレースレスにしてもヒールカウンターの形状には大きく手を加えることはなく、一目でUltraBOOST系と判断できたパーツだったのですが、今回のアップデートではここに手を入れてきましたね。
ヒールカウンターの形状がUltraBOOSTのビジュアル的なインパクトを残してきた大きな要因だと思うので、これがどう判断されるのか、注目したいところです。
その他、まとめ
今回の変更にアウトソールが含まれていませんが、コンチネンタルソールは継続で、かつデザインは変更されていますね。内容的にもアップデートされているのでしょうか?
ちなみにこの初期カラーのレッドは日本国内200足限定とのこと。
少し調べたところ、他のカラーとして、白黒、ブルー系がリークされているようです。他のカラーも順次数量限定で発売予定とのこと。