あらすじは一切知らない方が良いという持論がありますので、あらすじには触れません。
まぁ今は予告もテレビでバンバンやっているので、ある程度どんな話かはお分かりの方が多いと思います。
企画段階ではスピルバーグが手がけるはずだったという作品です。
ベンスティラーは好きな俳優ですが、監督もやるんですね。初めて知りました。
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目次
深く刺さる映画
たくさんの映画がそうであるようにこの映画も刺さります。
もちろん観る人がどういった人生を送っているかで刺さり方は違うと思います。
現状に疑問を抱いていたり、野望(というほど大それたものでもないけど)を抱いている私としても刺さるものがありました。
特に心情描写と音楽の使い方がうまいなぁと感じました。
サントラも視聴しましたがすごく良かったです。買おうかなぁ。
私のようにささいなことでも自分自身に対して危機感を抱いている人間には刺さる映画ではないでしょうか。
本当に自分の人生に満足しきっている人には、どうなんでしょうか…。
やっぱり映画は映画館で
映画というエンターテインメントはいかに主人公と一体になれるかという点が大事だと思います。
そういった点でやはり映画館というのは特別な場所です。一般家庭とは映画に集中できる環境という意味で天と地ほどの差があります。
この映画もベン・スティラーに自分自身を重ね合わせながら映画館で鑑賞することをお勧めします。
特に後半のたくさんのシーンでそう思うことでしょう。
ショーン・ペン半端ないって!
ショーン・ペンすごい存在感です。彼があの役をやることでかなりストーリーの展開に説得力が出ている気がします。
残念だった点
もう、「オチが読める」この一点です。
非常に残念です。伏線というかヒントというべきか、出し過ぎです。でもそれがあるからストーリーの進行が自然だという点はどうしようもないと思いました。
逆にストーリーが自然であればあるほど、オチは読め易くなるのかも知れません。
DVDが出たら買う
オチが読めるという点はありますが、それでもDVDで手元に残しておきたい作品でした。
しかし後半の多くのシーンのためにBlu-rayでもいいかも。
前に観た「ゼロ・グラビティ」もそうですが、こういった映画の場合、DVDかBlu-rayかは悩ましいところですね。