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【セイコースタンダード KX308K】ここまで満足度の高い掛け時計はなかなかない

セイコースタンダード KX308K

引っ越ししてからずっとリビングに時計の無い生活が続いていましたが、先日やっと掛け時計を購入しました。
なかなか納得できるデザインの時計が無い中、この時計は見た瞬間にほしいと思ったモデルです。
問題はお値段。質感はとても高いとはいえ、税込み4万超えです…。気軽にはポチッと出来ないのが辛いところです。
ただ、長く使えるものですし。毎日、目に入るものなので、満足度の高いものに囲まれて暮らしたいという方にはすごくおすすめです。

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目次

SEIKO スタンダード KX308K

購入したのはセイコースタンダード KX308Kというモデル。

デザイナーの深澤直人が手がけたデザインはシンプルそのもの。
しかしすべてのR(角の角度)を揃えたり、マグネシウム素材の針にしっぽがなかったり外装にアルミ、風防はプラではなくガラスを用いたりと随所に強いこだわりを感じ、質感もすごく高いです。

形は大きさの違いが3種類、外周の色が黒と白の2種類の計6種類。
私は一番大きい黒のモデルを購入しました。

ちなみに秒針はステップ秒針です。スーッと動くタイプでは無く、1秒毎に動くタイプです。
当然、音はするので寝室には向いてないと思います。

電波時計なので、時計合わせの必要が無いのも個人的には嬉しいです。
そんなにしょっちゅう合わせることは無いですが。

この時計の一番気に入っている点はインデックスに数字を使用していないこと。
時計ってすごく身近なものなのでそんなに気にして観察しないと思うのですが、よくよく見てみるとデザインがすごく難しい製品では無いかなと思います。
例えば、丸い時計と四角い時計。アナログ時計は、針が真ん中を中心に円を描くように廻りながら時刻を指すので、個人的には丸い形の方が自然に思います。
同じようにインデックスも中心から放射線状に伸びている方が自然なデザインのように思います。
バーインデックスは基本的に放射線型なのでごくごく自然なデザインですね。

数字だと数字そのものに上下があるので、どうしても放射線状に配置するよりも垂直方向に配置したほうが見やすいです。
こういった感じですね。

見慣れてしまっているのでなんとも思っていませんでしたが、よくよく見ると結構違和感のあるデザインですよね…。
なのでやはり基本的にデザイナーは放射線型の方に持っていきたいのでしょう。ローマ数字の時計の場合は放射線型に配置したものを多く見かけます。

やはりその方が自然なデザインだからだと思います。

しかし、これが無理にアラビア数字を放射線型にデザインした場合は、6の配置が上下逆になるので9とも読めてしまい、アラビア数字を用いた意味が成立しません。
なので、例えばこの時計のように下半分を上下逆さまにしたり、不自然なデザインになってしまいます。

ただし、やはり小さい子どもがいる家庭はアラビア数字インデックスの方が読みやすくていいのだと思います。
うちはなんとか時間をかけてバーインデックスでも読めるようになってきました。ちなみに子ども部屋にはアラビア数字のタイプを置いています。

写真など

我が家のインテリア事情


一応我が家のインテリア事情を少しだけご紹介しておくと、本当はゴリゴリのインダストリアルな内装にしたかったのですが、予算の問題だったり、統一感の難しさだったりで、程よく取り入れる程度のインダストリアルデザインにとどめています。
具体的には、天井はコンクリートむき出し、照明は黒のダクトレールにスポットライトと食卓には裸電球みたいな感じです。あとはごく一般的な新築マンションの内装という感じ。それぞれの部屋でアクセントクロスは取り入れています。
その他のインテリアではなるべく、木、金属、ガラスという素材のものを中心に取り入れ、プラスチックは排除しようとしています。
それだけでだいぶそれなりに見えます。

で、おそらくそういった類のインテリアだったら抜群に似合う時計だと思います。
というかここまで満足度の高い掛け時計はなかなかないでしょうね。

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