皆さんはお気に入りの革製品に、傷が入ってしまったり、擦れて色が禿げてしまったりしたらどうしますか?
靴でもそうですが、メンテナンスをしていない方もたくさんいますね。
この記事をご覧の方は検索されてくる方が大半ですので、放置ではないと思います。なんとかしたいと思ってご覧いただいているかと。
今回、私のお気に入りの旅行バッグと靴を自分で補修しましたのでご紹介します。
スポンサーリンク
ads
目次
特殊な色の革製品
革製品というと一般的には黒や茶色などが多いです。茶色や黒の場合、靴用のクリームなどでメンテナンスが可能ですが、特殊な色の場合はクリームの入手も難しいです。
今回メンテナンスしたのは緑色の旅行バッグと白レザーのスニーカー。
バッグの色は緑というよりもカーキです。
カド部分が擦れて色が剥げてしまっています。
他にも傷が…。
ネットでレザーの補色について調べてみると、SAPHIR(サフィール)の補修クリームというのが良さそうでした。
全部で42種類と色が大変豊富ですし、微妙な色の違いには色をミックスすることで対応が可能です。
今回、使用するクリームはカーキ色です。
また、仕上げ用にユニバーサルレザーローションも使用します。
使い方
自分で補修すると言っても特に難しいことはありません。
基本的には靴のメンテナンスと同じです。
- 汚れを取る。
- クリームを塗る。
- ブラシなどで仕上げる。
クリームを少量、布に取り薄く塗りこんでいきます。ネットの情報によるとローションと混ぜてから塗っても良いということでしたが、私はクリーム単独で塗りました。
クリームは時間をおかなくてもすぐに乾きます。乾いたらローションを柔らかい布で塗っていきます。こちらも少量でよく、力を入れずに仕上げます。
最後はブラッシングで余分なクリームやローションを落とします。
クリームを塗る際はトントンとおさえるように、色を乗せていくようなイメージで良いと思います。また周りの色と若干の違いがある場合(ミックスして調合できると言っても全く同じ色では無いと思いますのでほとんどの場合がそうだと思いますが)、周りとうまくなじませながら塗るのがコツです。
写真など
クリームとレザーの色の違い。まぁ微妙なもんです。
前後の写真です。
カド部分。若干色が薄いです。何度か重ね塗りをするといいかも知れませんね。
持ち手部分。こちらも少し色が薄いです。
こちらも前後の写真。光の加減で少しわかりにくいですが割と綺麗に消えています。
最後はローションを全体にも塗り、ブラッシングで仕上げました。写真ではわかりにくいですが、少し艶が出て、良い感じになったと思います。
白のレザースニーカーのメンテナンス
白のレザースニーカーも色が剥げることがあります。
最初は汚れかなと思うのですが、よく見るとササッっといっちゃってます…。
白などの薄い色は特に色の調整が難しいのですが、まぁ薄く塗って傷が隠れたら良いかなと。
オフホワイトよりは白に近い気がしましたので、ホワイトで挑戦。
写真など
メンテナンス前後の写真です。まずは左。
右。
遠目からは傷がわからないくらいになりました!
これはスニーカー好きの方にも朗報ではないでしょうか。いい歳した大人なのに汚い靴は履けませんからね。
まとめ
レザー製品というのは長く使える一方でメンテナンスが必要です。
しっかりとメンテナンスをしてやれば、汚れではなく”味”が出ますし、その結果愛着も出てきます。
サフィールの補修クリームを使えば、色が剥げて使えなくなっていたレザー製品も蘇ってまた使えるようになるかも知れません。
ちなみに、検索で来られる方のために今回のメンテナンスしたアイテム名を挙げておきます。
カバンはgucciです。グッチの緑(カーキ色)のレザーアイテムの補修にサフィールの補修クリームを使用しました。
白スニーカーはNIKEのAIR FORCE1です。YOTD(Year of the Dragon)というモデルで辰年限定でリリースされました。上質なホワイトレザーを使用したモデルです。通常のモデルはミッドソールはラバーなのですが、こちらはミッドソールにもレザーがあしらわれています。それゆえ、そのミッドソールに傷が入りやすいんですね…。
実は今回、ついでにサフィール SAPHIR ビーズワックスファインクリームも購入しています。
こちらに関してはまた次回にご紹介いたします。
更新しました
結論:レザーの色剥げにはサフィール SAPHIR レノベイティングカラー補修クリームがおススメです。下記、amazonのリンクにはリンク先でカラーを指定できますので、一度覗いてみてください。